賢祥堂美術PRESENTS 【STRONG STYLE HISTORY】 ストロングスタイルヒストリー ~Go for Broke! Forever~

2016年12月2日 大阪・城東区民ホールであの上井文彦が8年振りに大会をプロデュース。大会名はSTRONG STYLE HISTORY~Go for Broke!Forever~ 大会ラストのマサ斎藤激励会で奇跡が起きまさに神がかり的な大会となった。第3弾は2017年9月22日開催決定!

それは神秘で神聖で期待感 溢れる世界でした~上井文彦~

小学生の高学年の頃、TVで『 豊登 vs ザ・デストロイヤー 』のWWA世界ヘビー級タイトルマッチを、ドキドキしながら観た事を今でもしっかりと憶えています。
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ですから、一番好きなレスラーは誰ですか?と尋ねられたら、答えは決まって『 豊登 』さんなのです。
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では、小学生からプロレス好きだったのか?それにははっきりと『 NO 』と言います。

豊登さんの試合を憶えてるのですから、嫌いではなかったと思いますが、当時はボクシングが大好きで〜『 東洋チャンピオンスカウト 』『 ダイヤモンドグローブ』などのボクシング番組を欠かさず観ていた記憶があります。

当時の日本ランキングに物凄く興味があり、TVだけでは飽き足らず、本屋さんで見付けた『月刊プロレス&ボクシング』が愛読書となるのです。
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間もなく『月刊ゴング 』も発売になり、両雑誌の発売日を心待ちにする中学生となるのです。

当初はボクシングの日本ランキングを喰い入るように見ていたのですが、段々とプロレスの記事が面白くなり、特に月刊ゴングのプロレスの写真の撮り方には、中学生なりに衝撃を受けたものです。

世の中で『 千 』と言えば、『 千の風になって 』や『 千と千尋の神隠し 』が有名ですが、プロレスファンなら『 千 』と言えば『 千の顔を持つ男 』の『 ミル・マスカラス 』に、決まっています。
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月刊ゴングのミル・マスカラスの記事には、心躍らせられました。当時は『 悪魔仮面 』なんて言われてた事もありましたよね!!
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金曜日の午後8時〜それは待ち遠しくて、駄菓子屋の店番をしながら、プロレス番組を必死に観たものです。

こんな事もありました。

私のウチはタバコも売っていましたし、駄菓子の他に油や醤油、ちり紙や亀の甲タワシまで売ってた、いわば田舎のなんでも屋だったのです。ですから、普通にお線香や蚊取り線香も売っていたのです。〜とある夏の夜、プロレス番組に一喜一憂していたら、タバコの陳列の前に常連のオヤジが『 ゴメン!』と立っているのです。

留守番のところから二段下のタバコ陳列ケースの前に降り、いつものオヤジのショートホープかな?と、陳列ケースを開けたら〜

『 線香ある? 』??? 線香ならタバコの陳列ケースの前じゃなく店に入って言え!と、心でつぶやきながら、また上の留守番スペースへ!

線香を取って来て『 40円です!』って渡そうとしたら〜『 兄ちゃん!蚊取り線香!』???
蚊取り線香なら、蚊取り線香と言えよ!って、また店番スペースへ蚊取り線香を取りに行き『
はい!金鳥蚊取り線香、180円です。』って言ったら、『 兄ちゃん、悪いな!2箱!』やて。
????かなり頭に来てまた店番スペースに上がり2箱持って行き『360円です!』と言ったら
糞オヤジは、なんと1万円札を出したのです。

お釣りを取りにまた上へ!〜プロレス、終わりそう??気が気でなくて、下に行き、お釣りを渡して、急いでTVの前に上がったら〜

『 それでは、来週のプロレス中継をお楽しみに! 』

頭に来ても、当たりところがなくて、中の部屋に居た兄貴に話したら、それはお前の作り話や!と言われるし、塩を店の前に思いっきり蒔いた記憶があります。

話は長くなりましたが、何をいいたいか?と言うと、それくらいにプロレスを観る側の我々も当時は純粋で、真剣にプロレスを観戦し、プロレスを学校に言っても、喧嘩するくらいに『 プロレスは八百長だ!』と言い張る連中とやりあったものでした。

プロレスの雑誌も、TVも当時はキラキラと輝いておりました。観戦する時はいつもハラハラドキドキは当たり前!

アントニオ猪木ストロング小林戦の当日などは、どっちが勝ったのか?居ても立っても居られないので、九州スポーツに電話して!!
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それくらいに、プロレスは『 神秘に充ちた、神聖なるもの』だったのです。

そんな時代のプロレスの再現!!

それは今のご時世、世の中では不可能でしょう!!しかしながら、敢えて人生も終盤に差し掛かった還暦過ぎの爺さんが、昔懐かしのプロレスを再現してみたい!!

そこを皆さんにご支援願いたい!!

数少ない賛同者の方で結構です。自分の地元の小さな小さな小ホールでの、無謀な挑戦の始まりなのです。
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平日で、しかもプロレス会場としての馴染みの無い会場!そんな悪条件での挑戦に、今、参加して戴けるレスラー・レフェリーの方々!お手伝い戴ける関係各位、そしてなにより既に入場券を購入戴いた皆様!スポンサー各位!

改めてまして、心から感謝申し上げます。

有難うございます!!

試合まで、あと10日足らず!!残りも悔いを残さぬよう全力投球致しますので、今後ともご支援のほど、よろしくお願い致します。

上井 文彦


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